ＰＭ２.５が小さな子供のに与える影響は？

ｎｈｋ解説委員室から引用させて頂きました。

大気汚染の原因物質とされるＰＭ２．５は大気中に漂う粒径2.5マイクロメートル（0.0025mm）以下の小さな粒子（スギ花粉より小さい）をいい、中国からの飛来で現在、問題になっている「有害物質」です。

このＰＭ２．５を吸い込むと、喘息・気管支炎・最悪の場合肺がんになるという非常に有害なものです。

特に心配なのはこのＰＭ２．５を多く吸い込む可能性のある小さな子供にどのような影響を与えるのか！物凄く心配です。外で遊ぶ機会が多い、小さな子供をもつ方には非常に心配ですよね。PM2.5が 10 μg/ m³を超えると、死亡リスクが直線的に増加(10μg/m³あたり 10~15%増)することが研究で判明しています。例えば人体に影響のある「タバコ」に例えると分かりやすいかもしれません。

「１０μｇ/㎥→１０マイクログラム/立方メートル」

「ｐｍ２.５をタバコと例えて」もし小さな子供が毎日「タバコ」吸うと考えれば、絶対に人体に影響があるわけです。ｐｍ２.５とタバコは無関係ではありません。タバコの燃焼によって発生する煙もPM2.5であるのです。タバコの吸える飲食店のPM2.5は、200-800μg/m³ぐらいなので、完全に健康を害する１０μｇ/㎥を超えています。

話が逸れましたが、よく外で遊ぶ子供たちはｐｍ２.５を吸い込む量が大人よりも多いはずです。

特に小児喘息をお持ちのお子さんは気をつけたほうが良さそうです。ｐｍ２.５を吸い込むことによって、その症状を悪化させる恐れがあります。

また、すぐには症状が出ないことも研究で発表されています。

外でお子さんを遊ばせる際は必ず、「ｐｍ２.５」の飛来状況を確認して遊ばせてください。

ｐｍ２.５の飛来状況を確認できる所は「総務省のホームページ」でそらまめ君という大気汚染物質広域監視システムで確認できます。

国のＰＭ２．５の安全基準値は「１日平均が３５μｇ/㎥」ですので、それを下回るかを確認してください＾＾

使い方はお住まいの地域をクリックします。ここではｐｍ２.５の飛来量が多い九州地区をクリックしました。




次に、地図上でお住まいの場所をクリックします。するとこんな画面に切り替わります。ここでは長崎をクリックしました。

赤枠で囲まれている所が「ｐｍ２.５」の数値なのでこれを確認して、３５以下であれば国の環境基準内です。

また、安全を考えると外出時の「マスク」や「ｐｍ２．５に対応した空気清浄機」があると、非常に効果的ですよ。

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